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        Let's Talk About Love      CELINE DION

  Recorded 1997
  ★★★★★

  カナダのモントリオール近郊に生を受けたフランス系カナダ人である。13才でスタジアム出演した天才少女であった。「美女と野獣」「タイタニック」などの映画のテーマソングで既に世界的に有名な美人シンガーでもある。第39回のグラミー賞アルバム賞を獲得した。日本ではテレビドラマ「恋人よ」の主題歌でも有名になった。このような華麗な経歴をもつ大歌手である。このアルバムは五番目になる英語アルバムである。

ホイットニー・ヒューストンと並び称せられる大歌手であるが、フランス系の白人歌手であるせいか、情調が濃やかで、幾多の表情をもつシンガーであり、それが彼女の大きな魅力になっていると思う。バラードなどにデリケートなニュアンスがあるが、センチメンタルにならないだけの精神性がある。感動的なラブソング、ロマンチックなバラード、力強いパンチのきいたアップテンポな歌、ミュージカルの様なほのぼのしたドゥエットとオールマイティな実力をもっている希有なシンガーである。

アルバムは、すべてベスト曲と言ってもいいくらい中身が濃い。一曲一曲がどれも素晴らしく、ただ感銘するばかりである。聞けば聞くほど味わいが深まり感嘆してしまう。彼女を支えているスタッフにも敬意を表したい。
No.12”My Heart Will Go on”は「タイタニック」のエンディングテーマソングである。

感動的なラブソングである
No.1”The Season”、この世にこんな美しい曲があるのだろうかと想わせるようなNo.2”Immortality”、ロマンスの極致であるNo.8”When I Need You”アップテンポで決まっているNo.11”Just aLittle bit of Love”続けてお聞き下さい♪♪



     The Koln Concert    KEITH JARRETT 

  Recorded 1975 
  ★★★★★

  キース・ジャレットは、スタンダード、フュージョン色のあるもの、民族音楽的なものなど、多方面で優秀な活動をしているJAZZピアニストである。その様々な作品の中で、最も人気があるのがこのケルン・コンサートである。JAZZファンですら、このコンサートの美しさを認めている。

このコンサートは、
キースのソロ演奏♪♪であり、全くの即興演奏である。ソロの即興演奏は、JAZZでも珍しく、新境地を示したものとも言えそうである。キースは次のように述べている。「私は創造の神を信じる。事実CDの演奏は、私という媒体を通して、創造の神から届けられたものである。」19世紀のロマン派の作曲家の語るようなことを述べている。端的に言えば、インスピレーションの賜物である、と言うことだと思う。

キースのスタンダードやソロ演奏について、あるJAZZ評論家が、これは「禅」の世界である、という言葉を目にした。なるほどと肯けることが出来た。キースのソロ演奏のピアノの音は、白くて透明な世界であると思う。ベートーヴェンのピアノソナタの夜の世界と対照的かも知れない。ドビュッシーの色彩的な世界とも異なっている。

その純白の画面に、喜怒哀楽や色彩を超えた何ものかを描こうとしている。この辺りがJAZZメンらしい処であると思う。JAZZは情念に左右されない何かを示そうとしている音楽であると私は考えている。現代人がJAZZにひかれるのも、情念を超えた純粋なものひかれるのではないだろうか。キースも例外ではない。

そのように考えれば、白い画面に神韻縹渺とした墨絵を描いていると考えても決して妙ではないと思う。空の世界に本質を求めようとした禅の世界と全く共通項がないとは言えないと思う。参考に雪舟の水墨画を載せておこうと思う。これは、個人の見方であり、様々な見方を否定するものではないことは言うまでもない。

                                                                          四季山水図                   雪舟

                                         




      Cool Strutin'    SONNY CLARK

  ★★★★★
  Recorded 1958
  T. AS. P. B. DS.
  BLUE NOTE
  JAZZの名盤である。まずオシャレなジャケットに特徴がある。中身もまたとりわけオシャレで、都会的な明るさのあるFourビートJAZZである。

ソニークラークは、リズムセクションで女房役だが絶妙なピアノをこなしている。主役はトランペットのアート・ファーマーとアルトサックスのジャッキー・マクレーンである。

特にトランペットのアート・ファーマーは、抜けるようなトランペットで、胸のすくような明朗な世界を醸し出している。アルトサックスも軽快である。聞いていてこれほど気分の楽になる音楽は珍しい。JAZZのすべてが軽快で明るく、聞いている者の気分を癒してくれる。感情に訴えないで気分を楽にしてくれるのがJAZZの素晴らしい処だ。No5."Royal flush”のアート・ファーマーの抜けるようなトランペットを聞いていると、いつしか快晴の空のような気分にしてくれる。




      Somethen' Else    Cannonball Adderley
  RECORDED 1958
  T. AS. P. B. DS.
  BLUENOTE

  ★★★★


  これも名盤で、第1曲のマイルス・デイヴィスの「枯葉」で始まることで知られている。マイルス・デイヴィス先導しているので、このセッションでは、マイルスがバンドリーダーであることが分かる。

第1曲のマイルスの枯葉♪♪は、マイルスによくある悲壮感はあまりなく、弱音器をつけて、出来るだけ小さい音で、さりげなく吹いている。キャノンボールの枯葉も、巧みな変奏で格調の高いアルトテナーであると思う。マイルス風のクールなタッチのセッションである。このような曲を聞いていると、JAZZが、冷静で感情に溺れない音楽であることを痛感させられる。

No5"Dancing in The Dark"はゆったりとしたアルトサックスのバラードである。縦横無尽なアドリブであり、JAZZの醍醐味を味わうことが出来る。落ち着いた格調のあるアルト・サックスであると思う。



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