洋楽女性ポップシンガー特集

        Falling Uphill    Lillix 

  Recorded 2003
  ★★★★★

  リリックスは、カナダの天才ガールズロックのグループである。日本人好みの美人姉妹ターシャとレイシーを中心にして、何とターシャが11歳の時バンドが結成された。地元のイベントに積極的に参加して、オリジナル曲を増やし、2001年マドンナの主催するマヴェリック・レコードと契約し、一気にメジャー・デビューが決まった。マドンナも相当な好意を持っていると言う。

  彼女たちのコンセプトは「美しいメロディーとハーモニー」だそうだ。このファーストアルバムは、世界にLillixの存在を知らせることになる。アルバムの仕上がりも最高で、質の高い演奏と明るい歌声はファーストアルバムとは思えないほどの出来である。No.1"Tomorrow" の出だしは、ドラマの始まりを告げるようなスケールの大きな曲である。No.9"Promises" は、このアルバムで最も美しい歌である。





        Celebrate    triple image

  
Recorded 2003
  
★★★★★

 
 トリプルイメージは双子の姉妹Bridgett(13歳)とBrittney(13歳)と妹のBrianna(12歳)の美少女3姉妹グループである。若年と思い侮るなかれ!、一流のラップに載せて堅実でキュートな声は、ポップで明るい。メロディアスな歌もどれも美しい。欧米のポップスは何故これほど質が高いのか。日本のアイドル歌手などとは比較ならない。気分の乗らない時には、すぐに気持を明るくしてくれる。よくある子供じみた軽薄でうるさい音楽ではない。自信をもってお薦め出来るアルバムである。歌が抜群に上手く、質も高いので次のアルバムを期待したくなる。

ベストアルバムと言えるような出来で、捨て曲はないが、No.2"Lost One Standing" はラップで楽しい雰囲気を盛り上げており、高い音楽性を示している。No.The Boy Next Door" は、ミス・ボーイ歌詞で目立つ美しい歌である。






        200KM/H In The Wrong Lane    t.A.T.u.

  Recorded 2003
  ★★★★★

  タトゥのこの作品は、2003年を席巻したアルバムである。ロシアの10代のハイテーンの美少女の二人組であり、同性愛を示唆するような歌詞やプロモーション
・ビデオが話題になった。2003年に来日したが様々なことが騒がれたようだ。

 アルバム自体は、二人のソプラノの美しい声が魅力的である。音楽的にも優れており、ヨーロッパや日本でブレイクした理由がよく分かる。完成度の高いエレクトリック音楽にハイソプラノの美しい声がのっかり、実に魅惑的である。クラシックの国ロシアの白く美しいポップスである。同性愛のプロローモション・ビデオで有名になった、No.2"All The Times She Said" 、このアルバムで最も美しい曲がNo.4"30 mininutes である。

No.4"30 mininutes"「後30分」

先へ行くの
考え変えるの
時間だわ
決めなければ

逃げるの?
隠れるの?
安らぐために

飛んで行くの?
留まるの?
愛を失うかも
失敗するかも

上手いくか
いかないかの
瀬戸際が来たわ

まぶたを開く時(後30分)よ
二人を変える時よ
決心する時よ
決断する時よ

互いに愛する時よ
恥を忍ぶ時よ
二人の歓びの時が来るわ
でも悪口もあるけど
決断する時よ

瞳をみつめながら
回転木馬に乗る時よ

雨の中を
恥を忍びながら

飛んで行くの?
留まるの?
愛を失うかもよ
失敗するかもよ

チャンスを失うか
脱線するか
どちらかかもよ
・・・
・・・



        Music Box    Mariah Carry

  Recoorded 1993
  ★★★★★

  マライア・キャリーは、マドンナ、セリーヌ・ディオンに並ぶポップス界の大歌手である。7オクターブの声域を持つ天才歌姫でもある。混血で人種差別に耐えながら幼少期を過ごした。1990年"Vision of Love" でメジャー・デビューした。このアルバムは1993年のアルバムで、初期のマライアの特色をよく表しており、最高傑作の誉れ高いアルバムでもある。

 バラードが主体でパンチの効いたアップテンポの歌も取り混ぜた素晴らしいアルバムである。ファーストアルバムとも言えるアルバムだが、彼女の天才性は如何なく発揮されている。世紀末の頃から商業主義的なポップ指向からヒップ・ホップ系に大きくシフトした。

バラードに傑作が多い。No2."Hero" No.7"Without You" などが著名だが、No.10"All I've Ever Wanted などもスケールの大きな名曲だと思う。




        A Girl Like Me    Emma Banton

  Recorded 2001
  ★★★★★

  エマ・バントンは、女性五人組グループのスパイス・ガールズの一人である。スパイス・ガールズのイメージを引き継いで、明るく爽やかで可愛いアルバムである。エマ・バントンは、ブックレットの写真をみると、ほんとに可憐で無邪気だ。そのような性格はこのアルバムにも反映している。少女っぽい明るく優しい声が魅力的だ。癒し系と言ってもよいくらいだ。スパイス・ガールズのメンバー譲りの音質の高さも申し分ない。

世界の各地で録音されており、趣向をこらしたポップなナンバーが並んでいる。No.2"Take Me Breath Away No.3"A World Without You" などが特に美しい歌であると思う。







        Unfold    Marie Digby

  Recorded 2008
  ★★★★★

  マリア・ディグビは、アイルランド系の父と日本人の母にアメリカで生まれ、音楽に恵まれた環境に育ち、15歳から作曲を始めた。You Tube に、リアーナの「アンブレラ」をギターの奏き語りで動画アップしたのがきっかけで、大ブレイクして、この度満を持してリリースされたデビューアルバムが「アンフォールド」である。

  派手さは余りないが、一曲一曲に真情が込められいて、抒情的で美しい歌が多い。声も等身大の自然なソプラノで清々しい。聞けば聞くほど味わいが出てくるようなアルバムである。すべてマリエが作詞作曲した歌ばかりで、アコースティックギターやピアノの美しいポップスである。

No2."Better off Alone" No.10"Beauty in Walking Away" などの真情溢れる歌が多い。






        Backwards into Beauty    Karmina

  Redoeded 2008
  ★★★★

  60's,70's
を思い起こさせるようなどこか懐かしい雰囲気のある楽曲は、二人の美しいハーモニーも相まってとても聞きやすいロック・ミュージック。カルミナは、ロスアンジェルス出身の23歳と21歳の姉妹デュオである。すでに日本では、先月31日放送のドラマ「THE HILLS」にて「Free」という楽曲が使用されるなど、活躍を見せ始めている。

ロックスタイルのヴォーカルであるが、アコースティックでポップな雰囲気のあるのは、No.4"inside of you" やNo.11"calling you back" などが美しい。








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